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2019.08.05成長できる仕事

理不尽な出来事から学ぶという点でも、仕事には価値があると書きました。


「楽しい仕事」の件同様に表現するなら、
世の中に「学べる仕事」がある訳でなく、「仕事から学ぼう」とする姿勢や視点があるだけなんですよね。



でも仕事から「学ぶ」という表現はなんかちょっと範囲が狭い気もするので、
学ぶことで「成長する」という言葉に置き換えた方がしっくり来る気がします。

という訳で、「成長できる仕事」がある訳ではなく、「仕事を通じて成長しよう」という姿勢があるだけなんですよね。



では、「成長」とは何か。

簡単に言うと「出来なかったことが出来るようになる」ことではないかと思います。

それは仕事に必要な技術面での出来る出来ないだけでなく、「気付けていなかったことが気付けるようになった」とか、「自分自身をコントロールできていなかった部分があったけど、それが出来るようになった」というのもそうだと思います。




さてそれでは、私たちはこの「成長」を仕事の目的とすべきなのでしょうか。

それとも、「成長」は仕事の結果として付いてくるものと捉えるべきなのでしょうか。



そんなこと人それぞれ好きに考えれば良い話なんですが、


私としては、人生の目的は「成長」(魂の成長、人間性の成長)にあると思ってるので、仕事も人生の重要な要素のひとつという事からやはり、自らの「成長」を仕事の目的のひとつとするべきだと思っています。

でも、仕事で求められた成果を出すことなく組織やチームへの貢献が出来ていないのに、自らが「成長」出来ていても、それは持続可能な状態とは言えません。

なので、小さな「成長」の積み重ねで仕事の成果を出し続け、その結果として大きな「成長」が付いてくるというのが理想ではないでしょうか。つまり、常に仕事を通して成長しようという前向きな姿勢で、成果を出すことに集中しましょうという事ですね。


ただ、その成果を上げ続ける過程で、自らの幸せを犠牲にしないという事を前提としなければいけません。

そう、当たり前の話ですが、やっぱりね、仕事は人生の上を行かないんですよね。
仕事の為に人生があるんじゃなく、人生の為に仕事があるということを忘れてはいけません。


経営者であれ従業員であれ、今の仕事が本当に辛く耐えられないという場合は辞めてしまえばいいし、仕事の為に人生を犠牲にしてはいけません。


でもね、もう本当に耐えられないというレベルではない場合、
人生の目的である「成長」の為にも、仕事というのは本当にパワーアップできるステージなんですよね。




仕事って自分の思い通りに行くことばかりでないし、理不尽な事も多々起こるし、頑張った分だけの見返りがないことも多いし、プレッシャーに押し潰されそうな時もあるし、体力的に厳しい時もあるし、先行き不透明でどうすれば良いか迷う時もあるし、大変なこといっぱいですけども、

でも、たぶんそれこそが実は自らが求めてた「成長」できるステージであり、自分を見つめ直し、自分を変えるいいチャンスなんですよね。
そして、多くの人はそういう厳しい状態の時でも、常に幸せを感じることができるかに挑戦しているんだと思うんです。

これはいわゆる対価としてお金をもらう「仕事」だけではなく、NPO等でのボランティア活動や家庭での家事・育児でも同じだと思います。


こういう観点で見たら、やり甲斐のない仕事なんて世の中にないかもしれません。



そういう感じでやり甲斐のある仕事がしたい方、是非ご一緒に働きましょう!
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