2019.07.06ビジネスで社会問題にアプローチする

また、止まりそうな予感はすごくありますが。。
まずは、簡単な起業ストーリーから。
ウェイズは、「ビジネスで社会問題にアプローチしよう」とエコロジー商品卸とWEBデザインの2つの事業で、1998年に設立した会社です。
私自身、小さい頃から環境問題に関心があり、それを学ぶ為に大学に入り
入学後は「Think globally Act locally」の考えの下、勉強してるだけじゃダメだろうと同級生と環境サークルなるものを作り、勉強会を開いて地球環境問題について学びながら、学内の環境問題に取り組んでいました。
おそらくあれは大学初の「環境サークル」だったはず。たぶんね。
しかし、そのサークルの活動を通じて「NPOの限界」を実体験として感じてしまいまして。。
民間で環境問題を始めとした社会問題にアプローチするには、ビジネスでヒトとカネの回る仕組みを作らないといけないという結論に至ったのです。
当時は日本の環境系のNPOで大きい所ってほんの僅かだったんですよね。ま、それも調べる能力が低かっただけで、当時からうまくやってる所はあったと思うのですが。
という訳で、どういう会社に就職すればいいんだろうと考えた時、その頃には関心が環境問題だけでなく貧困問題や障害者の雇用問題、京都で身近にあった伝統産業の衰退など様々な分野に及んでいたので、そのような事に取り組める「理念を大切にしている会社」はないかと探したのですが、これまた調べる能力が低かった事もあり見つからず・・・。
ないなら作るしかないという事で、1年生の終わり頃から勉強を始め、何とか3年生の終わり頃に起業しました。
その時、CI的に掲げたコピーが「Social Software Designer」。
詳細は省きますが、とにかく最初から企業理念を大切にし、幸か不幸かそこに執拗にこだわっていました。
この7月にエコロジー商品事業からは撤退する事になりましたが、理念はずっと変わっておらず、 今はクリエイティブやコンサルティングによる社会貢献の可能性を探ろうと新たな挑戦に取り組んでいるところです。
という訳で、皆様、今後ともよろしくお願いいたします。