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2019.07.25社会に貢献する会社が成功する理由

「企業は社会の公器である」とは、言わずと知れた松下幸之助さんの言葉。

企業はその活動において様々な影響を社会に与えていますが、
自らの利益を求めるだけでなく、社会全体の利益や公共性についても配慮して行動すべきだという話で、まさに三方よしの考えです。



松下電器が大きく発展したように、そういう考え方をする会社こそが成功すると私は信じています。

実際にそうなのかは別として、個人的にはそう信じています。



そういう事を無視して、自社だけが、経営者だけが「いかに得るか」を考えていると、
短期的にはうまくいっても、いずれ事業活動そのものか、もしくは全く別の部分できっちりと大きく失う時が来るものです。

経営者の場合、仕事以外の人生において大切なものを奪われることにもなり兼ねないから、まあ大変です。




いずれにせよ、人は自分の中にあるものしか与えられないし、
与えたものからしか得られないものなんですよね。
  基本、「与えれば与えられる」ので、うまくいかない訳がない(成功しない訳がない)のですが、

問題は、どこでどううまくいくのかと、その時間軸をコントロールできない事。


繰り返しますが、先にどれだけ与えても、そのお返しが事業活動そのものに来るのか、そうじゃない所にどのような形で返って来るかはわからず、
しかも、いつそのお返しがやって来るかもわかりません。

という事は、先に与えてもそれが返ってくるという事を証明することはできず、
社会に貢献する会社が成功するとは限らないという事になります。


あれ?


でも、社会で困っている人達を思い、国家の事を大切に考え、地域貢献を実践する企業は
将来的に成功する因子を生んでいるのは間違いありませんし、違う側面から見たら、既にその時点で成功しているんですよね。


努力は求める結果を伴わないこともあるけれど、本質的には決して裏切ることはありませんから。

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