2019.07.08一隅を照らす

宝とは、道を修めようとする心である。
この道心をもっている人こそ、
社会にとって、なくてはならない国の宝である。
だから昔の人は言った。
「直径三センチの宝石十個、それが宝ではない。
社会の一隅にいながら、社会を照らす生活をする。
その人こそが、なくてはならない国宝の人である」と。
天台宗を開いた最澄さんが書かれた「山家学生式」の冒頭の一節です。
それぞれがそれぞれの場所・立場でのベストを尽くすことで、
一人一人が光り、その周りも光り、やがて町や社会が光りますという教えです。
Think Globally, Act Locallyと通じるものがありますよね。
私は仏教徒ではありませんが、とても素晴らしい教えだと思っています。
日々心に銘じており、
それを実践できる会社でありたいと願っております。
※冒頭の画像及び「山家学生式」の文章は「天台宗 一隅を照らす運動」のWEBサイトから引用・お借りしました!