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2018.02.26 [ policy ]

安い価格で取引をするという事

全く同じサービス、同じ商品、同じ品質なら、価格は少しでも安い方が良いと思っている方、企業様は多いと思います。
私もそのうちの一人です。
 
 
しかし、その「安さ」が提供する側の意思や戦略による安さなのか、提供側の意思以上の不当な安さになっているのかで意味が全然違ってくるのではないかと思っています。
 
 
前者は問題ないですよね。
提供側の企業努力によって実現したものや、価格戦略として安くしているという事であれば、それは真っ当な価格と言えるはず。
 
 
しかし、後者は提供側の立場の弱さ、戦略の不在、意思の弱さなどが原因であるかもしれませんが、いずれにしても、提供側の意思以上に安く買っているという事を知りながら取引を成立させてしまうと、買った方はそこで「マイナス因子」を引き受けてしまう事になるのではないかと思っています。
 
 
実際に明確にその安さが後者の場合だと知っているという場面はそう多くはないと思いますが、立場の強さを利用した無理な値引き要求はそれに該当するのではないでしょうか。
 
毎回毎回、絶対に見積額から値引きを引き出そうと交渉される会社がありますが、それは「交渉」であれば良いとしても、不当な減額要求を「強制」するようになってしまったら、それはまたどこかで代償を払う必要が出てくるんですよね。
 
 
 
ちなみに、うちが価格を下げてほしいとお願いされた時は、提供するサービスの量(制作するページ数や機能や修正回数など)を減らして、その分下げるようにしています。
 
 
それなら利益率は維持でき、サービスの品質を下げずに済むからです。
 
 
しかし、最近は減りましたが、場合によってはこちらの見積りの甘さや先方の立場の強さに負け、不当な安さで仕事をしてしまう時があります。
 
 
こういう場合はもうお互いに不幸になります。
十分な費用をもらっていないので、その仕事に対して掛けられる時間が減ることになり、それだと成果が出にくいので結果的に失敗する可能性が上がり、結局お客様はまた余分にお金と時間をかけて、新たな方策をとる必要があるという事になるのです。
 
 
 
お仕事の見積り、価格交渉とはなんと難しいものなのか。
 
 
売る時も買う時もこんな事考えてると頭痛くなるので、ま、とりあえず、自社のメンバーとお客様に、そして依頼先に敬意を持って考えるという事で結論付けるしかないですかね。