オリジナルへのこだわり

世に溢れる劣化コピー。
どこかで見たデザイン、どこかで聞いたフレーズ、どこかで聴いた音楽、どこかで視た映像。

いつの時代にも流行りがあって、それをためらいもなく真似する輩は昔からたくさんいました。
でもね、年々そのコピーが簡単になってて、本当に退屈に感じる場面が多くなったように思います。

そこに愛はあるのか。そこに想いはあるのか。そこに物語はあるのか。

失敗しながらも本気で作った本物、紆余曲折ありながらも辿り着いた本質には愛が宿ると信じています。

という訳で、うちはデザインテンプレートは使いません。
どこかのデザインを参考にすることはあっても、コピーすることはなく、全ての案件において、その目的目標をヒアリングして条件や課題を洗い出して、コンセプト作成から取り組みます。

そしてお客様の課題を解決するための企画を提案し、デザインに落とし込みます。
文章もそれっぽい表現でお茶を濁すようなことはなく、その魅力や内容を伝えるべく編集します。

そのような工程を経て、繰り返し、その目的・目標を達成できるものを作り込んでいくうちに、そこにいずれ愛が宿っていくのです。

日々、愛しくなるような納品物を生み出していける喜びは、この仕事の醍醐味だと思います。